地震を想定した避難訓練

地震を想定した避難訓練を行いました。

第一次避難所の運動場までは、担任の先生の指示に従い避難をしました。どの学年も素早く、静かに、落ち着いて、真剣に避難が出来ました。

   

東日本大震災では、先生の指示に従ったことで、結果的に津波に遭い、みんなの命が亡くなった小学校がありました。一方では、先生の指示ではなく、自分たちで進んで高台に逃げ、地域住民を含め、みんなの命が助かった学校がありました。

津波から身を守るため、次は、第2次避難所となる教室に逃げます。ここからは従来の訓練とはやり方を変えました。

先生は一切指示を出さず、「津波が来るよ。教室に逃げよう。」の合図で子どもたちだけで避難をしました。

先生は後ろから子どもたちを見守るだけです。

  

すると6年生は、1年生の所に近寄って、1年生の手を取って一緒に避難をしました。

他の学年は、落ち着いて、素早く教室に避難しました。

3年生は、一度は、2階の自分たちの教室に避難しました。でも誰かの「3階の方が安全だ。」という声でさらに3階に移動をしました。子どもたちは、自分の命、友だちの命を守るために、自分で考え行動をしていました。とても頼もしく感じました。

教室に戻って、6年生は今日の訓練で自分が感じたこと、考えたことをロイロノートに書き込み、みんなで交流をしました。よかったことだけでなく、反省点もたくさん出ました。子どもたち一人ひとりが今日学んだことが、いざという時にきっといかされることと思います。

3年生は7日まで、学級閉鎖となります。感染された方の一日でも早い回復を祈っています。8日には元気で皆んなが再会できますように!

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